自信とは自分は必ずできるんだと信じることですが、できない自分に出会うこともありますよね。

できない自分に出会った時「あー、やっぱり私ってダメだわ」と思う人と「何が上手くいかない原因だったかな?次に何を加えると上手くいくのかな?」と考えることができる人と、何が違うのでしょう?

自信とは、できないことが問題なのではなく、できない自分を受け入れることができるかどうか?が鍵となります。

できない自分を受け入れるためには、自分の内面を見つめて、自分の感覚でどうするかを考えて、決めることなのです。決めることができると、次に進んでいくことができます。

どうするのかを考える時のヒントは、今は、このままの自分で立ち止まっているのか?克服するために取り組んでいくのか?新しい未知のチャレンジをするのか?

休んだり、立ち止まったりすることも含んでいます。休むことを決めると、じっくり休まって、時期が来たらまた動き始めることができますが、休んでいることを「ダメだな」と否定的に捉えると休まりません。動き始める時期を遅らせてしまいます。

あなたの今の状態、体力、精神的エネルギー、時間、お金、それらを総合して、あなたの感覚で、決めることなのです。

自分で納得して決めたことは、たとえ立ち止まっていても、ブレることはありません。このブレない感覚が自信なのです。カウンセリングでも「決めると救われる」と言われています。

自分の感覚で決めていくと、揺るぎない自信に繋がっていきます。

自分で決められないのは、自分で決めたことは、自分に責任がかかってくるからなのです。他者が決めたことは、あの方が決めたことなのでと責任転換ができます。

例えば、親が決めた進路はその後の人生、上手くいかなくても親の責任と思えて責任転換ができますよね。

考えるのもめんどうだし、ついつい委ねたくなってしまいます。分かります分かります。私がそうだったから。そこを踏ん張って自分で決めて、自分の責任で、人生を歩んでいく。

勘違いしてしまうのは、自分で責任を取るということは、一人で全てやり遂げていかなければならないと思ってしまうこと。

決してそうではありません。上手くいかない時は、上手くやっている方に教えていただくといいですよね。責任を取るというのは、すべてのことを一人でやり遂げることだけではありません。もちろん、一人でやり遂げることも含みますが

人に教えていただく時は、素直に学びコツコツやり遂げていくことで、結果に変化が生まれ自信につながっていきます。自信がついてくると、失敗を恐れずにチャレンジし、失敗した時は責任を持ってその時に一番良い方法を選択し、次に活かせることができていきます。

この話を聞いた時点で「よーし頑張ろう」と思え、自分の感覚はどんなことを感じて、どうなりたいのか?今は進む時なのか?休み、留まる時なのか?を考えるといいですね。

自分の感覚で感じ取って決めていく。決めて、チャレンジし上手くいったことと上手くいかなかったことを振り返り、検証するという行動を繰り返すことで、いい方向へと進んでいくでしょう。

この段階でそう思えないのなら、もう少し話を深めていかなければなりません。
次回のブログにて。