ヒプノセラピーとはどんな感じのものか、言葉では伝わり辛い部分があると思います。 そこで、ヒプノセラピーを受けて下さった方々のご感想をいただいておりますので、了解をいただきご紹介させていただきます。

Aさん、50代。前世療法を受けて。

今まで、過去生を見ることができる方に、自分の過去生を見てもらったことはあったのですが、自分自身でも見ることができると聞いて、ヒプノセラピーを受けてみることにしました。誘導されて催眠状態に入っていくと、何となくですが、ある場面が見えてきました。そこでは、お坊さんが何人か円になって話を聞いている場面でした。私はこの中の一人だなと思いました。師匠がお話しをされるのを聞いているのですが、その師匠は現在の職場の先輩でした。以前からこの先輩の生き方に憧れていましたので、納得できました。この方はいつもニコニコされ、自由に生きておられる方です。とても温かみがあり、人間としてとても尊敬をしている方です。過去生でもこの方に学んでいたんだなぁと思うと、とても嬉しく思いました。  

   過去生(輪廻転生)があるかどうかは分かりませんが、こういう場面を見ることで、今の現実の中の意味を知ることになるんだなということが分かりました。私の場合は、この先輩のような生き方を学びたいと思っているんだなということが認識できました。過去生を見ることができる方に「あなたは過去生でこんなことをされていました」と聞いても「ああ、そうなんだ」という感じでしたが、自分自身で過去生の場面を見ることで、「なるほどな」という実感を持つことができました。

セラピストより
 A さんのご了解をいただき、詳細を記載させていただきます。
 ヒプノセラピーを始める前に、今回セラピーを受けてみたいと思われたきっかけや動機をお伺いしていきます。このきっかけには大きなヒントがあります。何か思うところがあり、受けて見ようと思われますので、そこを詳しくお聴きしてテーマをご一緒に考えていきます。  

 Aさんのテーマは「今世の宿命がわかる前世」でした。そして浮かんでこられた場面で、現在の職場の先輩が、今回見られた前世においても非常に助けてもらっていた存在であったことがわかりました。この前世のなかで戦争の場面が浮かんできましたが、その後に先程の先輩に助けられ、また心の大切さと平和の大切さを教えていただいたそうです。

 その後、巡業のように各地を回り教えられて学んだことを伝えていかれました。
今世でも何か人様のお役にたつ事業をしようとお考えになられていたことから、今考えてやろうとしていることが宿命そのものだったのだと実感され、確認するというセラピーとなりました。