家族の話がちゃんと聴けると、仲がとっても良くなりますし、精神的に親からの自立もできます。言葉では、簡単なのですが実践がとっても難しいです。やってみます?(笑)

実践していくと、家族関係がよくなるだけでなく婚活にも役立っていきます。

家族の話を否定せずに聴くことが一番難しいからです。家族には、自分が聴くよりも聴いて欲しいものです。甘えていたいものですよね。なので、難しいのです。(^^)

大人になって、親の小言を「そうね」と否定せずに聴けると、他者との関係ではだいたい聴くことができるようになります。

親の心配は親の思いであり、自分の思いとは別です。「そうね」というのは、親の思いや考えを否定せずに聴くのであって、親の言う通りにするのではありません。

「そうね」は「お母さん、お父さんの考えはそうなのね。受け入れるかどうかは考えさせてね」といった意味です。

婚活では、自分とお相手との趣味や好みが違う時に、「あなたの興味のあるところを聴かせて下さいね」と、よく知らないことことやわからないことも聴きやすくなっていきます。「あなたを尊重しますよ」といった意味です。

ここで、親の言うことに嫌な感情が湧いてきたのなら、どこかで「言うことを聞かなければならない。いうことを聞かないとダメな子」といった子供の頃の感情に触れて反応が起きていると考えられます。

大人になった今は、親の言うことを聞くいい子でなくてもいいのです。

「言うことを聞かなければならない」となると聞きたくないものだから「でもね、しかし、だけどね」と反論したくなります。反論のところを「そうね」に変えていきます。反論しないと相手の言いなりになってしまうというのは、大きな誤解なんですよ。

反論すると相手は「まだわからないのね」と、より強く主張してきますが、「そうね」はわかってもらえたと思い収まっていきます。これが、共感的理解なのですね。

理解したのであって、言う通りにするのかどうかは自分の判断で決めることができるので、安心して「そうね」と親の発言を理解していきます。それが精神的な親からの自立の第一歩になります。