【FAP療法で自分の感覚を取り戻し、生きやすい人生と共に結婚を!】

心の恒常性とは、真ん中に戻そうとするため、「元気」というポジティブさが生まれると、気分の高まりを落ち着かせるために「ゆううつ」というネガティブさが生まれて中和するということです。

中和作用のような感覚なので、「いい人」になると周りの誰かが悪役を引き受けるように「悪い人」ができちゃいます。意地悪をする人ができてしまうと言うことなのです。

このような周りの状況と共に、内面では「自分はダメだなぁ」と思うと「万能感」が強く働いちゃうんです。これがとっても興味深いところです。

万能感とは、幼児期において「自分は何でもできる」「何でも知っている」「自分は特別」といった全知全能に近い感覚です。幼少期の特徴の一つでもあり幼児的万能感とも呼ばれています。

まだ判断力のない幼少期の心の作用ですので、無意識さんの働きでもあります。

幼少期は、無知で無力ですが親の庇護下にあり自分の無力さに気づかず思い通りにならない現実とは、かけ離れた感覚を持っています。

成長過程で必要な感覚で、困難なことを体験しながら現実が見えてきてやがては失われていくものなのです。

この時期に、親がストレス状態で穏やかな環境でなければ、子供は「自分の所為で親が幸せそうじゃないんだ」と思ってしまいます。

親(特に母親)がいなくなると死活問題ですので、子供は必死に「何とかしなくっちゃ」と思うんですね。

親の問題なのに自分が悪いと感じてしまい、親の顔色を伺って気を遣うんですね。また、幼少期は万能感がありますので「何とかできるのかも?」と思ったのだろうなと、今振り返ってみた時、実感しています。

なんと、健気ですね。私も、そんな健気な時期があったんですね。

そんなこんなで、「自分はダメだ」「自分が悪い」という思いが強い程、「万能感」がニョキニョキと顔を出すんですね。反応するわけなんです。

もちろん、親も別の意味で必死に人生を生きて来られたわけですから、親が悪いわけではありませんし、大人になった今、親に感情を向けたところで自信が持てるわけではありません。

このサイクルを知って、「自分はダメだ」とか「自分が悪い」と責めることをストップさせてあげて下さいね。責めないということは、恒常性が働いて漠然とした「万能感」を下げていくことにつながります。

「万能感」が静まると、ちゃんとできなくてもやれる範囲でやれることをやればいいわけですから、動きやすくなりそうでしょう。

「自分はダメだ」と思い始めたら「ああー、万能感が働らいてるぅ」と思って下さいね。「万能感」と思うと「そんなに万能ではないか」と、大人の自分は気づくはず。(^^)

「万能感」を満たすために完璧にやろうとするより、「自分はダメだ」を緩めて「万能感」を静めた方がやりやすいと思いますよ。

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シャンティISAでは心軽やかに、人生を楽しむ!と共に『婚活のサポートをさせて頂いております。自分の感覚だと思っていても親や他者の影響を受け、本来の自分の感覚を見失っている場合があります。周りの影響から自由になり「自分らしい人生を楽しむ!」お手伝いをさせていただきます。

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