FAP療法では「心に聞く」という簡単に「無意識さん」と繋がる方法があります。

私たちの意識には、顕在意識(一般的には意識)と潜在意識(無意識)があります。

顕在意識は、正しい、間違っている、損か得かなどを計算し判断しています。潜在意識は、快、不快などの感覚や感情、感性、それに自律神経など本能的な体の働きも助けてくれます。

知らない間に内臓が働いてくれていますので、知らず知らずのうちに私達を助けてくれているのです。

この2つの働きですが、意識している方は10%に対して潜在意識である無意識の方は90%もあると言われています。

日常でも「無意識にやっちゃうのよね」と、無意識の方が意識しているよりも働きが強いことを実感されると思います。

この「無意識さん」の欲求が状況に応じて上手く起動していると心地よく毎日を過ごすことができますが、我慢して抑え込みすぎたり、状況が見えなくなるほど、欲求だけに縛られてしまうと周りと調和が取れずしんどくなってしまいます。

自分の「無意識さん」は何を言っているのか?本音の自分はどんな風に感じ、何を求めているのかアクセスをして聞いていくと本当の自分が見えていきます。自分の本音と繋がりその声を聞いていくと、状況に応じて自分を心地よく満たしてあげることができます。

そのために「心に聞く」という方法を取り入れて、日常から「無意識さん」と繋がっていくといいですね。

やり方は簡単!「心よ」と、質問したいことの前にタグのように付けていくことで、簡易的な催眠状態になり、自分の「無意識さん」と繋がることができます。「心に聞く」の進め方、詳しくはこちら

何を聞いても良いのですが、今まで自分の感覚を殆ど無視して、親の言うことを聞く「いい子」で生きてきた場合、心に聞いてもなかなか応答がありません。それは親の感覚が自分の感覚になっていることが多いためです。

本来の自分の感覚は、とても心地いいものです。自分の感覚を実感するためには、まず日常の生活面から聞いて慣れていくといいですよ。

例えば、「心よ!何が食べたい?」といった感じで、食べ物だと自分の感覚が分かりやすいので慣れていくのに最適です。

私の場合、アイスクリームが食べたいなという時も「心よ!アイスクリーム食べたい?」と聞いてみると「あれ?違うな、いらないなぁ、食べたいと思ったけど体はいらないんだ」と言うことがありました。

婚活や人生を生きていくには直観が働くと、自分の人生が生きやすくなります。直感は「無意識さん」の世界ですので、日頃から「無意識さん」と対話をして活性化しておくといざという時に直感が働いてくれます。

意識して考えると自分に合っているパートナーかどうか、婚活でなくても何かの人生の選択をする時、条件に縛られていると分からなくなってしまいます。「この人!」とか「今は、こっち!」という自分の感覚をつかみ、自分に合った楽しい人生の選択をするためにも直観を磨いておくといいですね。