1.20年目の結婚記念日

 

先日私達夫婦の結婚20周年を迎え、記念にいつもは行かないようなお店でランチしてきました。(楽しい程アッという間に時間が過ぎると実感します)

いろんな雑誌を見たりネット検索をしたりで、淡路町にある、老舗蕎麦屋松竹庵「ます川」さんに決定しました。メニューは天ぷらランチコース。目の前で食材を切り分けて目の前で揚げるので「アツアツ」がいただけます。

カボチャのポタージュ

天つゆも用意していただいていますが、お勧めの食べ方は素材の味を楽しむ「」です。

イカの天ぷら

 

気遣いのサービスも素敵ですし、高級なお店は、一つひとつ丁寧で心も豊かになります。

エビの天ぷら

ゆっくりと一品ずつ、90分かけてのランチです。

目の前で揚げているので見ているとアットいう間に時間が過ぎていました。普段は、おしゃべりを含めての1時間ですが、食事だけでは15分~20分位です。

ゆっくり食事をするのは、唾液がよく出て美容と健康にとってもいいんです。

ズッキーニの天ぷら

 

唾液成文には、アミラーゼという酵素はじめ、IgA(免疫物質)、ラクトフェリン(抗菌物質)、リゾチームとラクトペルオキシダーゼ(酵素・抗菌物質)、ムチン(タンパク質)と言った成分が含まれています。

「ゆっくりよく噛んで」といいますが、体を強化する成分が出るからなんですよね。

 

十割蕎麦

 

ランチは贅沢をしたので、ケーキは手作りシフォンケーキにクリームを一杯のせて。たんまりのせれるのが、手作りの醍醐味です。(^^)

シフォンケーキは、卵白を4個使用しているためフワッと膨らみやすく、口当たりもとても良いです。米倉涼子さん演じる、大門未知子風に「私、失敗しないので(笑)」と言いながら焼きあがるので、お勧めです。

米粉のシフォンケーキ

 

2.私が思う仲良し夫婦のコツ

 

私たち夫婦が20年間楽しく、一度も離婚したいと思ったこともなく、むしろ子供がいないので、どちらかが先に亡くなるとどうしようとお互いに心配する年齢になってきました。

ずっと仲のいい夫婦関係を築いていくコツや秘訣は何だろうと、少し振り返ってみました。

私たちは、お互いにカウンセリングの勉強をし、最近ではスピリチュアル的なことも一緒に学んでいます。その中で、共通して言えることは、お互いに見えている世界は全く違っているため、相手を否定しないということです。

似ているタイプや相性のいい二人であっても、育って来た環境は違います。ついつい、自分の考えや感覚で相手を見てしまうので、考えの違いを見つけると「そうじゃなくって」と言いたくなったり、「私の考えの方がいい」と思ってしまいます。

自分が見ている感覚を通して相手を見てしまうことから、ズレが生じてしまいます。

ご両親の仲が悪い環境で育った方は、見ていらっしゃったと思いますが、お互いがお互いに「自分が正しい」と思っていますよね。

私の母の場合「自分は悪くないけど、反論してもどうにもならないから我慢をする」という選択をした結果、エネルギーが切れて、私が中学生の時に離婚しました。

両親の離婚もあり、私自身も一度離婚を経験していますので、どうすれば仲のいい夫婦の関係性を築いていけるのかは、大きなテーマになっていました。

夫婦は他人でもあり異性でもあります。男性目線、女性目線と全く違うところからのスタートです。分かり合うのは難しいいので、違いを理解し違いを楽しむという発想がいいのではないかと思うのです。

見えている世界が違っているので、別の世界にいると思っても過言ではありません。もちろん、肉体的には同じ空間にいるのですが。

別世界にいてお互いが遊びに来ている感覚、例えば友人宅に遊びに来ていて自分と違った考え方や感覚の違いが見えても「へぇー、そうなんだ面白い!」と楽しくなっちゃいます。この感覚!

友人宅に遊びに来ているというのは、他人行儀と思われるかと思いますが、夫婦関係で重要なポイントは絶妙な距離感ではないかと思います。

もちろん私たち夫婦も、ご機嫌斜めという時はあります。そんな時は、少し距離を詰め過ぎて「わかって欲しいが強く出てきたな」と冷静になってみると、落ち着いて次の瞬間笑顔になっています。

趣味はお互いに違っていますので、それぞれがシェアすることで、また話題になり盛り上がります。

最初にお話しました、一緒にカウンセリングやスピリチュアル的なことも学んでいるといいましたが、ワークに参加する時、同じ講師から学ぶこともありますが、それぞれが別の講師から学んでいたりもします。別々ということは、自分一人では限界がある中、分担しているようなものなので、とってもお得です。

私たち夫婦の関係性は、絶妙な距離間を計りながら違いを楽しんでいます。

絶妙な距離感は、それぞれ夫婦によって違うと思いますので、探ってみて下さいね。「腹が立つ、こんな一面が嫌だ」という時は、きっとお互いの距離間が近すぎているのかもしれませんね。