前回のブログで、人間関係が上手くいかない時は、相手の決定領域に入っているか、入られているかがポイントになるお話を書かせていただきました。詳しくはこちら
「領域侵犯」で、よくやってしまうのが親子関係です。親は責任が伴うため、お子さんが失敗しないように親が決めようとすることが多くなりますが、失敗から経験して成長していくため命の危険がない限り、お子さんがお決めることが自立への第一歩になります。
親が決めることが多いと自分には何ができるのか、何をやりたいのか?といった感覚が分からなくなってしまいます。
何事も親が決めて、自分の意見や思いや考えを受け入れてもらえず、今自分はどうしたいのか?が分からなくなっている方は「自分の好き、嫌い」をいつも考えて下さいね。そして、どこが「好き」どこが「嫌い」と心の中で表現して、自分の感覚を取り戻しましょう。
疲れている時は「やらなければならない」という義務感が強くなっていることが多いです。少しお休みして「疲れちゃったねー」と自分に優しく声をかけてあげましょう。
逆に親に決められて育った場合、今度は他者のことなのにあなたが決めようとしてしまう場合もあります。
他者に対して「〇〇しなきゃだめよ」と言って相手が決めることを決めようとしていないか?そんな時は「相手のことだわ」と落ち着いて考えてみましょう。
「〇〇しなきゃだめよ」と言われて「そうしなきゃダメだわ」と思ってしまい、気がつくと疲れていないか?そんな時は、自分の思う方向に決めて良いことを認識して下さいね。
日々自分の在り方をチェックしてみましょう。