1.夫婦円満のコツ

 

ご結婚されたら、夫婦としての生活が始まります。夫婦にはそれぞれの形がありますので、その形を見つけていくことから始まります。例えば、家事の分担はどの位の配分で行うのか、奥様の方が仕事の量を増やして、家事は夫の方が多く担当するケースもありですよね。

お互いが折り合いをつけて、我慢をしないところを見つけていく作業ですので、1度の話し合いでOKというわけにはいきません。お互いに決めたことをやってみて、負担がある部分があれば再度、話し合いながら段々といいころ合いを見つけていきます。

私が思う一つ目のコツは、一度で決めてしまわないで、随時見直しながら決めていくというところです。

二つ目は、決めたことであっても、その日によって変わっていきます。ご夫婦でお仕事をされていれば、仕事が忙しい時もありますよね。つまり、夕食の担当の日であったとしても今日は、できないなという時も出てきます。そんな時は、相手に状況を伝えて変更することも出てきます。

そんな時の依頼の方法としてアサーティブな表現方法が参考になります。

【アサーティブとは】

自分の気持ちや考えを率直に表現する方法のことです。この方法で、相手に依頼しちゃいます。自分の気持ちや状態を伝えるコツがあれば、夫婦以外の人間関係にも役立つと思います。

アサーティブに自分の気持ちを伝えるポイントは、「私もOK!あなたもOK!」が根底にあります。「私もOK!あなたもOK!」なので「夕食を作れない」という状況を伝えてた時、相手(夫あるいは妻)も「ごめんこっちも無理だわ」が当然あるものです。

その時に仕事で疲れているので「ええーー」と怒りがわいてきますが、そんな日は、先に残業を終えた方がお惣菜を買って帰ればいいだけです。

スーパーも丁度値引きされていてラッキーかもしれません。

【アサーティブの伝え方、具体的には】

1.自分を主語にする(主語を「課長がいうから残業しなきゃ」と主語を他者にすると、何だか怒りがわいてきたりします)

2.状態や状況を丁寧に伝える(丁寧に伝えると、気持ちが入り「いいよいいよ」となります)

3.要望をお伝えする(「ごめんね。今日はお惣菜を買って帰ってもらえる」など)

主語を自分にして状況や状態を伝えてから、最後に要望を伝える。この流れでいくと案外スムースに相手に伝わりますよ。私は、この流れでしんどいことは結構主人ことダーリンにやってもらっちゃっています。(笑)

アサーティブな流れで依頼してみると「私ね(主語を自分に)今日中に仕上げなきゃいけない資料が間に合わないから残業になるのよね。(自分の状態)なので、帰りにスーパーでお惣菜買って帰ってもらえるかな。お願いします。(要望)」

この流れで依頼すると、夫婦以外に親子関係、友人でも案外通りやすくなったりします。

 

2.3つ目のコツは、最愛なる人=ダーリンを推奨しています(笑)

 

我が家では、旦那様のことをダーリンと呼んでいます。

私達は、ご縁があってマウイ島で結婚式を挙げさせていただくことになりました。マウイでは、ご夫婦やカップルで「ダーリン、ハニー」とよく読んでいるそうです。その時の通訳の方に「ダーリン、ハニーは、最愛なる人という意味なんですよ」と教えていただきました。それはいいなと思いました。

その日から「ダーリン」と呼んでみました。

結婚21年めで、状況に応じて主人だったり名前で呼ぶことはありますが、今でも家では「ダーリン」と呼ぶことが多いです。但し、主人ことダーリンは「ハニー」とは呼びませんが。(何でやねん(笑)。昭和男子ですので、恥ずかしいようです。って私も昭和です)

たまにお互いに機嫌が悪い時もあったりします。上手くいかずにイライラすることもたまにはあります。そんな時にも「ダーリン」という響きは、イライラした感情も自然に治まっていきます。直ぐに仲直り。

私の中に夫は「最愛なる人」というのが潜在意識(無意識)にしっかりと刷り込まれていると思います。(笑)やはり夫婦は他人ですので、考え方の違いは出てきます。そんな時でも「最愛なる人」という思いがあるので、ちょっとしたきっかけで仲直りができます。

もし、新婚さんがいらっしゃったらラブラブの時期から「ダーリン」と呼ぶのはおススメです。

「最愛なる人」という思いが潜在意識に刷り込まれていき、自分と感覚が違うと思うことがあっても「最愛なる人」という思いが根底にあり、出会った頃を忘れずにいられます。これは、結婚当初からでしか呼べませんが。(笑)

もし、最近はラブラブではないかなという場合は、結婚を決めた「あの日、あの時」を思い出して下さいね。そして「ダーリン」と呼ばなくても「最愛なる人」という感覚を思い出して下さいね。

夫婦関係が良いとお子さんにもその「愛」が伝わり、家庭全体が温かい「愛」に包まれていきます。そうすると次には、他者との関係性も良くなりいい波動がどんどん広がっていきます。