FAP療法の開発者 大嶋信頼先生の著書のなかで「支配されちゃう人たちへ」という書籍があります。
書籍の中では、人のタイプを3タイプに分けて紹介しています。このタイプを知ることで、親の支配から自由になるヒントが満載ですので、ご紹介させて頂きますね。
その3タイプは、「支配者」「虚無の人」「光の人」なんです。
「支配者」の特徴⇒『神の愛を演じる人』(演じるというのがポイントですが「支配者」さんは、演じているのではなく真実の愛だという感覚だと思います)
「虚無の人」の特徴⇒『空気と同じ感覚。ここまでが空気という区切りがなく、全てがつながっている。もともとは皆な一体という感覚で一人一人の隔てがない』
この「虚無の人」が支配者の “幻想の愛”で支配されると、「皆なとつながっていない」と孤独になり苦しみ始めます。
支配者(私の場合は母親でした。個々に違います)だけが、あなたの全てを理解し愛している。と言った感覚で「そうなのかなぁ」と、まるで催眠術にでもかかったかのように (笑) 思わされちゃって「自分を愛してくれているのは、この人だけ」と思い、「この人に見離されたらどうしよう」と、見捨てられないために努力を重ねてしまいます。
これは、子供の頃に身に付いた感覚で、大人になるともう母親の援助がなくても生きられるのですが、子供の頃に入ってしまった強い思いは大人になっても影響が出てきます。
例えば、私の場合、大人になっても母親とよく似た人に引き寄せられてしまい、気付くと相手に従っていて抜けられなくなり、自分らしくなくなっていました。
「光の人」の特徴⇒『神の意志に任せて生きる人』(多くいらっしゃらないのですが、詳しくは書籍で)
「支配者さん」の役割を理解して、支配されずに心の距離(取れるなら物理的な距離も含めて)を取り、自由に生きることがポイントなります。
単純に自分の親や周りの上司など、支配的な人を支配者と決めてしまうのは危険です。支配者っぽいと思いその人を支配者だと思っていて、違うことがあるからです。支配者さんに見えて実は、支配者さんの影響で支配的になっているだけの場合もあるからなんです。
なので、ご興味のおありの方は、書籍を読まれてみて下さいね。(虚無かな?と思われる方が自由に楽になって欲しいという思いで、書籍を売るためではありませんので(笑))
私は、物心ついた頃から、母の束縛で不自由を感じていましたので、この考え方を取り入れることで、とっても楽になりました。(その母も昨年他界致しました)
支配者さんを敵視するものではなく、理解するためのものです。理解することで、支配されず自由になるので、感謝の気持ちが深まります。
心に聞きながら、自分の状況に合った距離の取り方を掴んでくと、自由に楽になっていきますので、何かいつも足を引っ張られているような感覚の方は、この考え方を一度採用してみるといいと思います。この考え方を取り入れてみて、やはり「違うな」と思われたら手放せばいいだけですのでね。
強制はどこにもありませんので、あなたに合った捉え方で、どんどん楽に自由な人生を生きていきましょうね。