1.「統合」について

 

これからの時代を生きやすくするには「統合」を意識的に進めていくといいようです。「統合」が進んでいくと、人生上手く回っていく感じがしています。

今の時代の流れに乗るためにも「統合」について、心理学的な意味合いとスピリチュアル的な意味で見ていきたいと思います。

まずは、心理学的に見た方がわかりやすいと思いますので心理学的に!

心理学的には、本音と建て前の「統合」や感情と理性の「統合」などで表現されることが多いです。

私達は日頃、周りに同調し揉め事を起こさないようにと、本音を抑え建て前を選択して生きています。

例えば「ランチ何食べようか?」「何でもいいよ」「じゃぁ、中華ね」と決まっても「あーー、本当は、お蕎麦がいいのに何でこの人には言えないんだろう。リーダー的な存在だから合わせてしまうよ」と、決して珍しくない、よくあるパターンだと思います。

感情と理性でも同じことですね。感情の部分では、「お蕎麦がいいな」と感じていても、この人には合わせておこうと「何でもいいよ」と言ってしまう。

今まではこの方が上手くいっていたのですが、これからは合わせていくよりも自分の感覚で、自分の軸で思ったまま行動していくエネルギー背景と空気感です。

どうも、スピリチュアル的には自分軸で生きていく時代へと地球の周波数が変化しているようです。(地の時代から風の時代へ)

自分の軸で感じたまま「ランチ何食べようか?」「私は、お蕎麦にしたいんだけど、違う感じだったら私一人で行くよ。どうかなぁ?」それで相手が「お蕎麦でいいよ」と言って嫌な表情をしていたら「合わせてくれてホントありがとう。○○さんイマイチな感じだから別々にしよう。また、今度食べたいものが一緒の時に行こうね」とこんな感じで感じたままに!

「統合」とは、この建て前や理性で考える部分を手放して、本音や心地よい感覚で選択して生きるという意味になります。どうして、「統合」という表現になるかと言いますと、思ったままによけいな考えを挟まずに生きる「自分の思いと行動を一致させる」という意味での「統合」ということです。

スピリチュアル的にはもっと深くなり、自分と大いなるもの(源、創造主)との「統合」と表現したり、自分と宇宙との「統合」であったり、自分とハイヤーセルフ(高次元の本来の自分)との「統合」と言った意味になります。

どの表現であっても建て前ではなく、本来の自分の感覚のまま「ありのまま」の自分と統合して生きるということです。

 

2.「ありのまま」の自分本来の感覚で生きるには?

 

この感覚で生きるヒントとして、スピリチュアルカウンセラーの並木良和さんがおっしゃっている「こひしたふわよ」という言葉があります。

「こひしたふわよ」の意味は

こ・・・心地良い
ひ・・・惹かれる
し・・・しっくりくる
た・・・楽しい
ふ・・・腑に落ちる
わ・・・ワクワクする
よ・・・喜びを感じる

このように感じたまま心地よいものを選択していくと、これからの地球の周波数(風の時代の周波数)に合った生き方となり、心身共にパワーアップしていけるというものです。

なかなか選択できないなぁといった場合は、今まで生きてきた環境のなかでの親御さんとの関わりから抑圧されてきたものが多く、自分の感覚が「人に合わせていく感覚」になってしまっている場合があります。

それが、当たり前になってしまっている時は、なかなか今までの「人に合わせていく感覚」が手放せないと思います。一旦、親からの影響を外したり緩めていく方法の一つに大嶋信頼氏らによって開発された心理療法のFAP療法がございます。親からの影響を外していくと、統合も進みやすいようです。

 

3.スピチュアルからの「統合」

 

心理学的に見ると、産まれてから今日までに身に付けてきた親や周りの人達から学び影響を受けてきたネガティブな感情や概念を外していくといった捉え方になります。その中でもトラウマの解放に特化した方法がFAP療法です。

スピチュアル的には、親からの影響や周りの影響は関係なく、自分自身が選んでいる周波数であるといった捉え方になります。

自分が持っている周波数が現実を引き寄せていますから、その周波数を手放していくことで引き寄せる現実の出来事は変わっていきます。

持っている周波数で現実を引き寄せるというのは、ラジオの周波数だとイメージしやすいと思います。自分が聞きたいなと思う番組があると、その周波数にチャンネルを合わせます。それと同じ感覚で、自分の持っている周波数、合わせている周波数によって映し出す現実が変わるということです。

「ええー、自分の所為!って言うの」と、怒らないでね。

自分が持っている周波数であるなら、自分で望むチャンネルに変えていけると言うことなんです。自分の人生は、自分次第なのかもしれませんね。

私も自分の感覚や捉え方が変わると、環境は変わっていないのに「あれー、この間と全く違った状況になり良くなっている」という体験をしました。

それは、ある人からずっと無視をされていて「自分がハッキリしない性格だから、イライラされるんだ」と思い悩んでいた時期があります。

親からのネガティブな影響を「FAP療法」で外し、さらに「統合のワーク」でネガティブな周波数を手放していくと、今まで無視をしていた人がにこやかに私に話しかけて下さるようになった体験です。ほんと、驚きます。自分の内面にある恐れのような感覚を手放していくと、映し出す目の前の状況が一変しましたから。

心理学的に見てもスピチュアル的に見ても望む方向に変えられるということです。その方法は、好みの方で行うといいですし、私の場合、両方をご紹介しているように両方面から行ってきました。

 

4.「統合ワーク」の進め方

 

統合ワークについて、著者 並木良和氏 「本当のあなたを憶い出す目覚めのパスポート」で紹介されている内容を実践してきましたので、その内容に基づいてご紹介致します。

1.プラチナシルバーのフィールドに立つ

地球には、大気層を覆うようにプラチナシルバーに光り輝くフィールドができているそうです。プラチナシルバーのフィールドは、キラキラと光り輝き遮るものがない地平線、水平線のようにどこまでも続いていて、その上の「100の位置」に立っているとイメージをします。

この100の位置がポイントになります。自分がしっくりくるキラリと光り輝く位置です。心の中で「キラリと光り輝いている100の位置はどこ?」とサラッと聞いてみて、何となくこの辺かなと感じる位置が100の位置です。その場所が足元ならその場で、そうでなければその場所まで歩く歩道のように移動しているイメージでもいいですし、その場にテレポートして立つイメージでもいいんです。

イメージが浮かばないという場合は、言葉で意図してみます。

地球の大気圏の層は、地上を0㎞とすると100㎞も離れています。「地球から100㎞以上離れた大気圏の層の上にあるプラチナシルバーのフィールドの上の100の位置に立つ」と言葉にしたり心の中で意図して下さい。

あまり、深く考えず「そうなのね。OK!」という感覚で進めていくのがコツです。

2.源と繋がる

その磁場で、足元から絵のように光の渦が螺旋を描きながら源(源とは、創造主であり大元の本来の自分です)へと繋がっています。

(イラスト: ツグヲ ホン多氏 著者 並木良和先生 本当のあなたを憶い出す「目覚めのパスポート」より)

このフィールドは、地球の観念、概念、制限から外れた磁場です。今まで、私たちは、自分に制限を設け、親から学んだ概念を信念だと思い込んで生きてきました。この制限から離れる磁場に立つイメージが必要です。(今まで地の時代で使用してきた周波数(世間体、罪悪感、評価など数多くあります)を捉えやすくするために、親から学んだ概念と例えています)

3.今までの地球の周波数を手放す準備

プラチナシルバーのフィールドの上で胸に手を当てて「目を醒ますために、今までの地の時代の周波数を手放します」と声に出してもいいし、心の中でも構わないので宣言します。

地の時代の周波数とは、今まで使用してきた自分にとって気になる周波数です。例えば「不安」「罪悪感」「批判」「批難」「緊張」「優劣」など、その周波数は見えないためイメージで形にする必要があります。「形・材質・大きさ・重さ」を自分の感性に任せてイメージしていきます。

私は「不安と緊張」を常に持っていましたので、その周波数を手放すことが多かったです。(今も気になった時には手放すようにしています)

その周波数を形⇒「ピラミットのような形」、素材⇒「ゴツゴツした石」、大きさ⇒「地球10個分」、重さ「10億トン以上」(計り知れないので○○㎏以上とか、○○トン以上がいいです)というように自分の思うままに形にします。形にすることで「扱えるもの」になります。

4.今までの地球の周波数を手放す

この形にイメージしたものを両手でずっしりと掴み、形と重量感を想像で体感し両手で前に押し出し、自分とこの周波数を形にしたものとは別物であると認識していきます。

別物と思うことで手放せると脳は感じます。始めは錯覚のようなものを脳に与えていきます。潜在意識は、現実とイメージを区別しない特性があるため本当に「手放すんだ」と受けとめます。その形を手から放すことで絵にある源へと「シュルシュルシュル」と右回転で吸い込まれていきます。この光の螺旋は天の河のエネルギーと思って下さい。そう思うだけでいいんですよ。 

吸い込まれることを確認します。そこで、一旦深呼吸をします。 

(イラスト: ツグヲ ホン多氏 著者 並木良和先生 本当のあなたを憶い出す「目覚めのパスポート」より)

5.さらに深いところも手放していく

今回の私が例として手放した周波数は「不安と緊張」です。これを手放すと、蓋が開いたように深い前世も含めたところから「これもこれも手放して」と芋ずる式に浮き上がってきます。次に、上がってきたものを手放します。まずは、下の絵のように観音開きの扉のように胸の辺りから「パッカーン」と言いながら開きます。

(イラスト: ツグヲ ホン多氏 著者 並木良和先生 本当のあなたを憶い出す「目覚めのパスポート」より)

そこに浮かんでいる沢山の隕石のようなバイブレーションを後ろから前に「シュッ」と一気に一つの塊にして、先程と同じように形を感じて手放します。

 

(イラスト: ツグヲ ホン多氏 著者 並木良和先生 本当のあなたを憶い出す「目覚めのパスポート」より)

6.手放した周波数は統合される

手放した周波数は、右回転で源が吸い込んでくれます。浄化され統合された本来の光になって戻ってきます。光は、足元に集まり左回転でプラチナシルバーのフィールドごと、しっくりくる位置まで上がります。

足元から光の根が伸びて新しいフィールドに根づいていくイメージで深呼吸をしながら、グラウディングを行います。新しい空間に馴染んだと思いながらゆっくりと目を開けます

(イラスト: ツグヲ ホン多氏 著者 並木良和先生 本当のあなたを憶い出す「目覚めのパスポート」より)

以上が統合のワークです。文面に書くと長く見えますが、行ってみると数分で行える簡単な方法です。イメージを使いますので、無意識さんの活性化にもつながります。つまり、自分らしく自由になっていくというわけなのです。

「統合ワーク」や「FAP療法」など、ピンときたものがありましたら、採用されてみて下さい。