私は、スピリチュアルカウンセラーの並木良和さんがおっしゃっている、「こひしたふわよ」の感覚に従って生きるという生き方が大好きです。

「こひしたふわよ」の意味は

こ・・・心地良い
ひ・・・惹かれる
し・・・しっくりくる
た・・・楽しい
ふ・・・腑に落ちる
わ・・・ワクワクする
よ・・・喜びを感じる

以前の私は、こんな楽しい生き方はできず「我慢」をするしんどい生き方をしていました。「我慢」をすることが当たり前でした。この「我慢」を手放して、本来の自分の感覚のままに生きることをスピリチュアル的には「統合」と表現されています。

今までの「我慢」をはじめとした価値観を手放すというのは、簡単なようで簡単ではないものです。今では、自分の感覚のまま生きることができ「うーん、いい感じ」です。

私の場合、母親の影響をかなり受けていましたので、今は他界した母と程よく距離をとることが難しかったのですが、心理的な距離を取る感覚をFAP療法を通じて掴んでからは「こひしたふわよ」で生きやすくなりました。

「FAP療法」は心理学なのですが、スピリチュアル的な「こひしたふわよ」を取り入れるようになったのは、主人の影響だったんです。

最近は、スピリチュアルに興味をお持ちの男性も増えてこられましたが、主人が興味を持った20年前は少なかったんです。主人は、少ない男性の一人でした。(変わっているのかぁ?(笑))

主人は、毎月定期購読している「アネモネ」という雑誌で並木良和さんのことを知り、1年半前より「こひしたふわよ」と「統合」を意識していました。

「統合」は、一言では伝えきれないのですが、損得や人の評価を気にして生きるのではなく、自分の軸で自分らしく生きる生き方、「自分の本当の思いと行動を一致させる生き方」と捉えています。そのために「こひしたふわよ」の感覚を大切にし生きることがヒントになります。

主人に教わり、私も今は並木良和さんのセミナーに参加させて頂くことがありますが、初めて「統合」や「こひしたふわよ」の話を聞いた時は「無理、無理」と思ったものです。

その頃は、母との関係性のこともあり、なかなか「こひしたふわよ」が実践できなかったんです。

母との関係性は、心理学を学び随分距離を取ることができ、表面的には何も悩むことはなかったのですが、心の深いところでは、施設に入っていた母への罪悪感が抜けず、重たーい気持ちになることがよくありました。

私は「こひしたふわよ」を知る前より、大嶋信頼先生の書籍からFAP療法を知り、FAP療法を受けていましたので、そちらが優先といった感じでした。FAP療法詳しくはこちら

FAP療法では、自分では距離をおこうと思い物理的な距離はとっても、心理的にその人のことばかり考えてしまう(私の場合は、母でした)影響の強い関係性の心理的距離を取ることができるのです。気にならなくなるということです。

親との関係性は、他の人間関係にも影響する場合があります。例えば、私の場合、「母の助けにならないと」と思い共依存関係でしたので、母と良く似たタイプの人には同じように反応してしまい、嫌なことを嫌と言えず「いいよ。いいよ」と疲れていても断れなくなってしまいます。

母との関係性で心理的にも程よく距離が取れ、常に母のことを考えたり気にすることがなくなると、よく似たタイプの方にも「ごめんなさいね」と断るようになっていました。

自由になってきたので、主人に教えてもらった「統合」と「こひしたふわよ」を実践しより生きやすくなってきたのです。今ではいろいろなことを「こひしたふわよ」で決めて、自由な感覚で楽しく生かせてもらっています。

追伸:私も「統合」は、日々行いながらの発展途上の段階ですが、もし、統合に興味をお持ちで日々取り組んでいるけれど「立ち止まって動けないよ」といった方がいらした場合、FAP療法で流れを促してから「統合」を行っていくと行いやすくなるのではないかと思います。