人間関係において「嫉妬の発作」がとっても面倒です。いきなり「嫉妬の発作?」って何かなぁと思われますよね。
FAP療法では、いくつかの捉え方があったりします。FAP療法 開発者の大嶋信頼先生が、人の影響を受けずに楽に生きるために導き出されたものですが、その中の一つに「嫉妬の発作」という捉え方があります。
ここでの嫉妬の概念は「自分より下の者が、自分より優れているものを持っている」時に起こると言われています。通常、嫉妬はよくあるものですよね。私も嫉妬を受ける時もあれば、「いいなぁ」と嫉妬する時もあります。
「いいなぁ」と嫉妬される場合「あらー、そうなのぅ」とちょっぴり嬉しい部分もあり、お互い完璧ではないので、お互いに自分にはない一面を持ち合わせているのは自然なことです。
嫉妬に加えて、発作が起きているとかなり面倒です。「発作」というのは、FAP的な捉え方なのですが、通常イメージされる「けいれんなどの発作」ではなく、脳の電気発作のことを言います。
私達の脳は、軟らかいタンパク質のかたまりです。このタンパク質のかたまりは、脳全体で数千百億個もの神経細胞でできており、脳細胞は、電気信号を発してお互いに情報のやりとりをしています。
その電気は、静かに流れているといいのですが、ストレスなどの刺激で脳に帯電する場合があります。そこに限界を超える刺激があると「ビビビッ」といった感じで、電流を放出しちゃいます。その状態を「発作」と呼んでいます。
その発作にもいろいろあるのですが、今日のテーマは「嫉妬の発作」ですね。
「嫉妬の発作」も現わし方は様々です。
攻撃的になったり、完全に無視をするなどなど。
「攻撃的」な表現をされる方は「カァーッ」となる感じで、いろいろ言ってきたりします。受け手は、相手の意向に応えようとすればする程、気に入らない感じで、例えば「Aだと言っていたので、Aにしたけれど、Bでしょう。となり、Bにすると、Cでしょう」と「どないせーちゅうねん」と、ツッコミたくなります。
この「発作」を起こして攻撃的になっている時は、本人の記憶を失っていることが多いです。なので「こう言いましたよね」とツッコミを入れても「はぁ?」と言った返事が返ってきます。
動物的な反応ですので、相手を乱そうとする意識はないのですが、受け手は乱されてしまいますよね。
能面のような無表情になる場合もあります。挨拶をしても「えっ聞こえなかった?いやいや、聞こえていたよね」完全無視!無表情で、会釈すら返してもらえないといった経験をよくしたものです。
以前は「私、何か気を悪くするようなことしたかな?」とずっと悩み続けていたものでした。大人しく全く目立たないように振る舞っているので、笑顔で挨拶をして何で無視をされるのか理解できませんでした。
FAP療法に出会い「発作」を知ってからは、悩んだり自分を責めたりしなくなりました。「発作ね。発作が起きちゃった。そうかそうか」と嘘のように気が楽になったものでした。
相手が「発作」を起こしている時は、反応してこちらも「発作状態」になりがちです。
相手の「発作」を何とか治めようとするとより強化されてしまいます。「発作」が起きているのかなぁ?と気づいて、こちら側が落ち着いていくと、相手の「発作」も治まっていきます。
このような「発作状態」は、親子関係でも多いですし、職場や友人関係でもありますね。夫婦関係でも多いです。人間関係がうまくいかないなぁ?という時は、この「発作」を思い出して頂いて、スルーして下さいね。
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