GIFT(ゴール・イメージ・フォーカシング・テクニック)は、催眠状態で無意識さんにつながって、なりたい自分のイメージをしっかりインプットしていく方法です。

無意識さんが上手く発動していると、自然に動き始める感覚なので「努力、努力」といった強い意志は必要ないんです。

催眠状態で無意識さんにつながると言いましたが、人に操作される特別のことではありませんので、ご安心下さい。

催眠は日常でも体験している自然な感覚で、リラックス状態や集中している状態も一つの催眠状態です。

このような状態へと誘導しながら導いていきますが、リラックス状態やご自身の感覚に集中している状態が、なぜ必要かと言いますと

私達の心は、損得など打算的に考えたり、計算したりする、意識(顕在意識)した心と、もう一方で、意識では分かっていても何でか、どうにもならないといった感覚、感情、記憶、感性など無意識さん(潜在意識)の働きがあります。

この意識と無意識さんとの間に、大体8才頃~13才頃まで「クリティカルファクター」と言う膜ができると言われています。

この膜は、フィルターのように無意識さんを守る働きでもあります。フィルターとなり、自分にとって必要な情報なのか?自分には合っていないのか?などを感知して、不必要なものは、入れないようにしています。

子どもの頃は、無意識さんオンリーの時期がありますので、その頃の親の関わり方がそのまま影響してきます。親の価値観をそのまま受け入れてしまうということなんですね。

自分の価値観だと思っていたことが、親の価値観の影響を受けているもので、自分の感覚は、抑えられている可能性があります。

大人になると、親から学んだ価値観を自分の価値観、感覚であると信じて疑いません。

しかし、自分の価値観なのか?親の価値観なのか?ということが問題なのではなく、親から学んだ価値観が自分にしっくりきて、これで人生を生きて行きたいという時は、バッチリなんです。

問題は、どうも自分らしくないな、合わせていてどこか無理をしているなぁと感じる場合、自分の感覚を取り戻していきたいものです。

自分の感覚で選択し、生きている人生は失敗を経験しても、「またやってみよう」と、ワクワク楽しいものなんです。

どうも、自分らしくない苦痛だと感じる場合は、「違うんじゃない?」という信号なのかもしれませんね。

そんな時は、ゆっくり心の整理を行い本当に自分が望んでいるのは、どのような自分なのかを見直し整理した後、無意識さんに望む自分をインプットしていきます。

意識して自分に言い聞かせるのではなく「クリティカルファクター」の膜を緩めた状態が催眠状態ですので、この状態で、いいイメージを無意識さんに入れていき、活性化していくというわけなんですね。

自分に対してネガティブな印象が強く、いいイメージが湧かない場合は、ネガティブな自己イメージを癒してからの方がイメージしやすいと思います。

その場合、ネガティブな体験を思い出す必要もなく、クライエントさんの負荷の少ないFAP療法をおススメしています。

現代催眠を使っていきますので、呼吸を整えながら自然に催眠に入るため、GIFTのように誘導は必要なく、催眠の感覚もないカウンセリングのなかで行える最新の療法です。

全てセッション内容も覚えていますので、楽しく行いながら癒しになるセッションです。自分へのネガティブなイメージを解放し自己肯定感を高めてから、GIFTのセッションを行うとより楽しい人生になりそうでしょう。(^^)

婚活に向けて(婚活が必要ではない方も)人生前向きに生きるきっかけとなることを願っています。