カウンセリングのお仕事をさせていただいていると、自分の内面見ていくことは、避けていきたい怖いことと思っていらっしゃる方が多いなぁと思います。

一見、難しいような怖いような感覚があるとも思うのですが、自分の心と向き合ってみると、すっきりして、人間関係や仕事、婚活といろんな面で、身軽になって進みやすくなるんですよ。

私の振り返りですが、自分の内面を見ていく感覚が伝わればいいなぁと思い、ご紹介しますね。

私の幼少期の家族構成は、母が後妻であったため、年の離れた腹違いの兄、姉がいました。姉たちは、義母(私の母)に、にこやかに接していたのに、母は答えることができず、いつも怒っていました。姉と母とは、見方がどうしてこんなに違うんだろうとずっと疑問でした。

家庭環境がきっかけで、幼少期から疑問点がありましたので、私は、20代の頃から心のことや、自分の内面を見ていくことになりました。

見ていく方が、癒しになり楽になっていくことがわかってきましたが、嫌な自分も見ていくことになるので「腑に落ちる」とか「なるほど」といった感覚に出会うまでは、少しだけ勇気がいるのかもしれませんね。

私の事例では、年の離れた姉が2人して可愛がってくれたのですが、母が常に怖い顔をして怒っていましたので、母には気を遣い顔色を伺って育つことになりました。母の顔色を伺うことから、他者に対しても自分らしくいられず、いつも人に合わせて生きる人生を選ぶことになってしまいました。

大人になり、いつも人に合わさなくても、自分の考えや思いを話してもいい状況があっても話せなくなっちゃって学生時代はあまり楽しくなかったんですね。

あまり長くなってはいけませんので、細かいことは省略させていただきますね。心の探求を深めていく中で、思ったことが言えなくなっていたのは、私の無意識さんが守ってくれていたことに気づくことができました。

家族であっても本当のことは「キツイ」ものです。家族であっても本当のことを言わない方がいいことってあるものです。他者に対しても、関係性が深まるまでは、お互いに本当のことを話さない方がいいことってありますよね。

自然に合わせることを身に付けていましたが、相手の性格や特徴が見えてくるまでは、合わせて行く方が上手くいくものです。それをしんどいと勘違いしていたことに気づき、楽になると共に「無意識さんありがとう」と、いう気持ちで感動的でした。

意識では思ったことが言えない自分が嫌だと思っていましたが、無意識さんの反応に意識も抵抗することがなくなり、相手の性格的な面を考えたり、状況に応じて、自分の思いや考えが言えるようになっていました。

この感覚が「意識と無意識」との統合なんですね。意識が無意識さんの反応を嫌だと思うことなく、連携が取れるようになっていくと、人生ノリノリで楽しくなっていきます。

さらに深まっていくと、常に無意識さんに聞いて(心に聞くという方法があります。詳しくはこちら)、自分の感性や感覚で生きるようになると、自分の人生って実感があり、どんどん楽しくなっていきます。

そのために、自分を見つめていくことは、楽しいことでもあるんですよね。婚活や結婚を望んでおられる方、人生より楽しい人生にしたい方は、心の整理をされていくといいのかもしれませんね。