もし、このよな状況でお悩みの時は、FAP療法が適切だと思われます。

「婚活されている時や職場の人間関係などで、相手の欠点ばかり気になってしまう」「相手がどう思うかを考え過ぎて自分の考えや思いがわからなくなってしまう」「自分の考えや思いを抑えてしまう」「すぐに自分にダメ出ししてしまい、一日の終わりには、自分へのダメ出し反省会を行うクセがある」「大したことがないと思っても、過ぎてしまったことを振り返り頭から離れない」「母娘の共依存関係が気になり、距離を置こうと思っても、母親の言葉に反応しイライラしてしまう」などなど

このような悩みに対して、「分かってはいるんだけど・・・」と、 何か自分ではないものに動かされている感じがするのではないでしょうか?

この「何か自分ではないもの」の正体は「無意識さん」の影響が考えられます。

特に生き辛さの根幹にあるのが「トラウマ」です。トラウマとはショッキングな出来事があり、感情と記憶が統合されないままになっている状態なのです。

大きな出来事だけではなく、些細なことだと思っていることでも起こり得るものです。

つまり、まだよく状況が理解できない幼少期に、親との関わりのなかで、傷ついてしまうことを言われてしまったりすれば、親の事情(何か、上手くいかないことがあり、イライラしているなど)や状況はわかりませんので、ショッキングだと感じ、感情が整理されず、感情と記憶が統合されないまま無意識のなかに嫌な感覚だけが残ってしまいます。

些細なことだとわかっていても、幼少期は大変な状況であったため、大人になり傷ついたと感じた状況と同じような場面になった時、嫌な感覚が再上演されてしまい逃げたくなり、忘れられず、頭から離れなくなってしまいます。

このような状態ですと、状況をちゃんと見ることができませんので、状況を見ることができないとどうすればいいのかわからなくなり、解決されないまま諦めてしまうことが多いんです。

もし、過ぎたことだと分かっていても頭から離れないなら、感情と記憶が統合されず、今に至っているのかもしれませんね。

FAP療法(Free from Anxiety Program : 不安からの解放プログラム)は、トラウマ解消のために大嶋信頼氏らによって開発された、現代催眠を使った心理療法です。

トラウマという程、傷ついた感覚がない場合も、過去を思い出す必要はありませんので、何か気になることがあって頭から離れず、目の前のことに集中できないといった場合などは有効です。

具体的な方法をお伝えするのは難しいのですが、簡単にお伝えするとクライエントさんに特有のキーワードを探索し、キーワードを使って、感情と記憶の統合を行っていきます。「トラウマの解消」の他、心に聞く(無意識さんの心の少し深い部分に聞く)方法や、過去のイメージを変えていく方法、遺伝子コードを唱えていく方法などがあります。

現代催眠と言っても、意識はハッキリしていますので、セラピーの内容は全て覚えていますので、セラピストに操作されるようなものではありませんので、ご安心下さいね。