結婚相談所のお見合いは、以前私達が認識しているお見合いと随分違ってきましたので、多くの方に知っていただきたいと思いご紹介させていただきます。

20年前のお見合いは、近所の世話好きなおばさんが仲介役になり、お互いに写真と釣書を交換し、気に入ればお見合いをするという流れです。お相手の方に電話をして、お会いする場所(喫茶店が多いですが、今ではカフェラウンジですね(笑))と日時を決め、お見合いをします。

その後、世話をしてくれたおばさんに、意向を伝えます。ここまでの流れは、ほとんど変わりませんが、その後が大きく違います。ここで「気に入った」とお伝えすると、お付き合いが始まるかというと、もう結婚が決まったものと結婚に向けて話が進んでいきます。しばらくお付き合いをして決めるという概念ではありません。

今の結婚相談所は、期間の上限はありますが、お付き合いを経て結婚するかどうかを決めます。複数の方と並行してお付き合いも可能です。

お見合いは、お付き合いをするかどうかを決めるための最初の出会いにしか過ぎません。「ファーストコンタクト」といったところでしょうか。
お付き合いをした上でお相手を見極めていくことができるので、今は、いいシステム(仕組み)になっているなぁと思います。

もう一つ昔と今の違いで大きいのは、お相手の選択肢の数です。昔は同じ町内とか隣の市町村といった地域が限られた出会いでしたが、今の結婚相談所は、大手ですと全国約6万人の方が登録されておりますので、かなりの人数の方と出会える可能性があります。

広範囲の方とお見合いができますので、お付き合いに至らない限りは、その後お会いすることはないと思います。お見合いの時点では、苗字しか知りませんし、連絡先も分かりません。やり取りは結婚相談所を通して行いますので、連絡を取り合うこともありません。

更にもう一つ大きな違いがあります。昔は、異性に縁遠い人の親がお見合いを設定していましたので、モテない人というイメージがありましたが、今は本人が自ら望んで相談所に入会し、自分のライフスタイルにあった結婚相手を真剣に探す場へと変わってきています。

今は、結婚相談所のイメージは変わりいいシステムになりましたよ。

主人と共に「シャンティAKI」マッチング事業も運営しております。https://shanti-aki.com/