親からの自立は、親の態度や言動に一喜一憂しないことです。昔のように大家族で兄弟姉妹も多い時代ですと、自然に自分のことは自分でと任せられるのですが、少子化で兄弟姉妹が少ないと、親はどうしても子供への期待が大きくなってしまいます。

親の期待に応えようとすると、自分で決めて自分で選択という感覚が弱まってしまいます。私達は自分で「こうする」と決めた時、最高の力が発揮できるのです。

1 親からの自立は支配からの自由

結婚に向けて、親からの自立は重要なポイントです。

親からの自立には、身辺自立、経済的自立、社会的自立、精神的自立の4つあります。

身辺自立は、身の周りのこと。経済的自立は、生活していくために必要な収入であり、文字通りわかり易いですね。社会的自立は、自分の所属する集団に適応し、他者と人間関係が築けることです。

精神的自立は、計り難く大きな課題でもあります。

「えー、もうこの大人になってお母さーんなんて言わないわよ」というところですが、幼児期にお母さんを求めていた感覚と違って、親の支配からの自立という意味になります。

「支配」という表現は、少し大袈裟な感じもしますが、気付かない間に抜け出せなくなっているので、支配がわかりやすいかなと思いました。

昔は、兄弟姉妹も多く親は一人ひとりに構ってはいられませんでしたが、核家族に変わり兄弟姉妹も少なくなり、子供への期待が大きくなっています。

親は「老後の面倒を見て欲しい」と、自身の希望のために子供には早く結婚をし、子育てを一段落して欲しいといった思いもありますし、親の世代の価値観もあって結婚適齢期といった考えが抜けないものです。ついつい子供の人生に口出しをしたくなります。

口出しをしなくても雰囲気で「老後の面倒は見てくれるわよね。早く結婚しなさい」と、言葉にしないメッセージを発していたりするもします。

息子なら大人しいお嫁さんがいいでしょうし、娘ならマスオさんになってくれるお婿さんがいいでしょう。親の希望や言動に左右されず、自分の人生に納得できる選択をすることが精神的自立です。

とても難しいのは、知らず知らずの間に反応してしまうからです。親と向き合い親の希望なのか、自分の思いなのかをしっかり見極めて、精神的自立を目指していきたいものです。

「親の介護は子供がやるべき」と思っている場合は、落ち着いてよく考えて行きましょう。昔は、大家族である程度、分散できていた部分があると思いますが、親の身体がもし不自由になってしまった場合、衣食住を子供が全て見るのは、非常に難しいです。

私達人間も動物です。自然界の動物を思い出して下さい。自然界の動物たちは、子育てが終わると子供を突き放し自立を促します。子供は、親の面倒を見るのではなく、次の世代へと子育てをして繋いでいきます。

まずは、夫婦共稼ぎから経済的に自立を目指し、親の老後は、親が困らないようにできる限り可能なサポートをしていきます。そのためには、動物のように簡単にはいかない部分もありますので、早めにどんな施設があり親の考えも伺いながら、どこまでできるのかを話し合っていく必要はありますね。

親からの精神的自立を学ぶことで、考える力が身について結婚生活も自立し支え合う夫婦の関係性を築いていくことができます。

2 否定的口癖は親からの暗示

日頃、自分で口ずさんでいる口癖や物事の捉え方は、婚活に大きく影響していきます。口癖は、育った環境が大きく関係してきますので、親から入れられた暗示と言っても過言ではありません。無意識にインプットされていて、大人になっても無意識に反応しているものです。

ネガティブな捉え方よりもポジティブな捉え方の方が活動しやすいのですが、無意識に反応してしまうので、日頃から自分で口ずさんでいる口癖や物事の捉え方を意識していきましょう。

【例えば】
1「自分は、何をやってもダメだな」(上手くいかなかった状況があるだけなのに、全てになってしまう)

2「○○しなくちゃいけない」(どんなに体調が悪く疲れていても、一区切りまでやらないと気が済まない)

3「上手くいかないのは、自分が悪いから」(状況を判断せずに、直接関係していないことも自分が悪い
ように感じてしまう)

4「良い、悪い」(一側面だけで、良い悪いを判断してしまう。この部分はOKこの部分は改善しよう、あるいは受け入れようと柔軟に考えられない)

5「自分の欠点を大きく捉え、長所を低く捉える」(人に褒められても「いえいえ」と受け入れられなかったり、親切にされても素直になれなかったり)

6「感情で決めてしまう」(嫌なものは嫌。何が問題なのか?より感情に捕らわれてしまう)

このようなことを思ったりする時は、気付いた時に「ストップ」と言い、柔軟な視点に切り替えていきます。柔軟に考え自分を責めることをやめると、余裕が生まれ癒されていきます。「何かしっくりいかないな」という時は、自分の考えを振り返っていきます。方向性を変えていく入り口になります。

【先程の例から】

1「自分は、何をやってもダメだな」何をやってもなのかな。きっかけになったことは何か、このことが上手くいかなかっただけなのよね。それについて考えていこう。

2「○○しなくちゃいけない」今、一番必要な優先順位は何?やらなくても困らなければOK。

3「上手くいかないのは、自分が悪いから」いやいや、何が上手くいかなかったことなのか改善策があるはず、あるいは人に相談してみよう。

4「良い、悪い」良いか悪いかの判断が必要な時はあるが、危険がないなら良いも悪いもないよ、と柔軟に考えてみよう。

5「自分の欠点を大きく捉え、長所を低く捉える」人の評価に捕らわれず自分で「よし」と思うことですが、人はめったに褒めてくれないのだから褒めてもらった時や親切にしてもらった時は「ありがとう。嬉しい」と素直に受け入れよう。

6「感情で決めてしまう」感情で嫌だと思っている時は、すぐに決めないで時間を置いてじっくり考えて、状況が見えてから決めよう。

自分への否定語が減り柔軟になると、余裕が生まれ相手にも優しくなれます。

今日からはもう自分を責めるのをやめて、責めるのは親から入れられた暗示だということに気づき、自分に優しく接して下さいね。親は、子供のためにと思っていますが意外に親自身の都合であったりもしますので。(笑)

自分に優しくなれると相手にも自然に優しくなりますし、親にも優しくなれますよ。そんなあなたは、好印象間違いなしです。

3「そうね」と言えるのが親からの自立の第一歩

自分に優しくなれると親にも優しくなれますので、親の話がちゃんと聴けるようになっていきます。親の話が聴けると程良い距離感がつかめていきます。親からの精神的自立に繋がって行きます。

親との家族関係がよくなるだけでなく、婚活にも役立っていきます。

家族の話を否定せずに聴くには、自分への肯定感が必要です。先程の項目を参考にして頂いて、親からの暗示をぜひ克服して下さいね。

自分への肯定感を高めて、親の小言を「そうね」と否定せずに聴けると、他者との関係も上手くいくようになります。

ここでのポイントは、親の心配は親の思いであり、自分の思いとは別です。「そうね」というのは、親の思いや考えを否定せずに聴くのであって、親の言う通りにすることではありません。

「そうね」は「お母さん、お父さんの考えはそうなのね。受け入れるかどうかは考えさせてね」といった意味です。

ここが身ついていくと、婚活にも役立ちます。自分とお相手との趣味や好みが違う時に、「あなたの興味のあるところを聴かせて下さいね」と、よく知らないことや分からないことも聴きやすくなっていきます。「あなたを尊重しますよ」という思いで「あなたと同じ趣味をやるかどうかはわからないかな」といった意味です。

ここで、親の言うことに嫌な感情が湧いてきたのなら、どこかで「言うことを聞かなければならない。いうことを聞かないとダメな子」といった子供の頃の感情に触れて反応が起きていることが考えられます。

大人になった今は、親の言うことを聞くいい子でなくてもいいのです。

「言うことを聞かなければならない」となると聞きたくないものだから「でもね、しかし、だけどね」と反論したくなります。反論のところを「そうね」に変えていきます。反論しないと相手の言いなりになってしまうというのは、大きな誤解なんですよ。

反論すると相手は「まだわからないのね」と、より強く主張してきますが、「そうね」はわかってもらえたと思い収まっていきます。これが、カウンセリングでいう共感的理解ですね。

理解したのであって、言う通りにするのかどうかは自分の判断で決めることができるので、安心して「そうね」と親の発言を理解していきます。それが精神的な親からの自立の第一歩になります。

4「わかっててもそれがね」という時は、FAP療法が助けになってくれますよ。

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