婚活において、振り返りは重要なポイントになるのですが、「なかなか難しいわ」と仰しゃられる方が多いです。
婚活カウンセリングをさせていただいて「上手くいかなかった場合、相手の方ともう会わないため振り返りは意味がないわ」と、振り返ることに抵抗される方がいらしたのですが、どうしてなのかなぁ?と考えていました。
振り返るというのは「良い悪い」で考えてしまい、悪いところを見直していくと誤解されていることに気づきました。
振り返らず次に進むより、簡単な振り返りで、次に活かせると思うので、とっても、もったいないことでもあります。
自身の悪いところではなく、単なる捉え方の習慣なので、気付くことで随分違っていくと思いますよ。悪いところを振り返るのではなく、客観的に見直すだけなのです。
客観的というのもFAP療法の開発者、大嶋信頼先生の仰しゃられている「客観的事実」に絞っていきます。
大嶋先生は、アメリカの大学で心理学を学んでおられた時、水槽の中で泳いでいる金魚のリポートを10枚書くと言った授業があったそうです。その時「客観的事実」でないことをリポートに書くと却下されたそうです。
例えば、金魚の尾ひれの角度や長さと「客観的事実」はOKなのですが、ずーっとただひたすら泳いでいてしんどくないかなぁなんて、主観が入ると即、却下。(笑)
ところが、私達はそれだけ日々主観的に物事を解釈していることがよく分かります。その訓練のために金魚の「客観的事実」のリポート作成があったのかな?と思いました。
私達の日常で見てみると、相手の顔色を見て「嫌われたかな」とか「相手が私といて疲れたかな」とか、これは主観的に解釈しているだけなのです。本当の相手の気持ちは分からないものです。
分からない相手の気持ちを想像して振り返っていると、疲れちゃって当たり前です。
主観的に想像しちゃうというのは、疲れて損しちゃうことでもあります。
相手の方が「機嫌が悪そうだった」なんて振り返りは必要ないんです。「機嫌が悪そう」に見えたのは、どこからだったのか?が、振り返りのポイントです。
例えば、「口を閉じて返事は軽くうなずく程度だったなぁ」とか「眉間に皺が寄っていたな」とか、それだけなのです。もし、心に余裕があれば「どの質問をした時だったかなぁ」というのも、気楽に振り返ってみます。相手の表情が気になり案外覚えていないものです。(笑)
覚えていないことも含めて「良い悪い」ではありませんよね。
振り返りながら「客観的事実」のみにアクセスする習慣が身についていきます。身についていくと、実際のデートの場面でも「今の状態はどうかな?」と見るようになり「どう思われているのか」なんて心配はしなくなります。
自然な自分らしさが表現されていくと思いますよ。(^^)
相手が自分をどう思うのかというところに意識が向いてしまうと、自分らしくなくなってしまい緊張も高まってしまいます。
余分な緊張を高めないために「客観的事実」だけを見ていくというのは、おススメです。その感覚をつかむために振り返るのであって、悪いところを見直すことではないのです。
緊張を緩め相手に振り回されず自分らしく生きるというのは、婚活だけでなく仕事にも活かされていきます。
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