婚活カウンセリングの中で、ご自身の容姿に自信がなくて「ブサイク」だからと、自己評価が低くて残念だなぁと思うことがありました。

小顔で鼻筋が通っていて、とっても美人な方なので、思ったことをお伝えすると「子どもの頃、母にブサイクと言われてきたんです」とのことで「なるほど」と納得しました。

子供の頃に親に言われたことは、無意識さん(潜在意識)に記憶されてしまうので、他者から「美人なのにどうして?」と言われても「ブサイク」が、頭の中から抜けなくなってしまうのです。

母親は、もちろんあまり意識せずにご近所さんとの会話などで、ご自身の謙遜から「可愛いお子さんね」と言われても「いやいやブサイクよ」と言ってしまったり・・・

謙遜からなら子供もニュアンスで感じ、聞き流せるところもありますが、現在も頑なに「ブサイク」ですからと仰られた彼女の場合は、母親からの嫉妬が考えられます。

FAP療法では、人間関係において嫉妬の影響が多くあると言われています。実は「親子関係は嫉妬の温床」と言われる程なんですよ。著者 大嶋信頼氏「嫉妬・劣等感を一瞬で消す方法」より

嫉妬の概念は「相手が自分よりも‘‘格下”のはずなのに、自分より優れたものを持っている、または賞賛を得る」というものです。

そう考えると親子は分かりやすいです。親は子供の世話をし面倒を見ているわけですから「親は、子供より上で子供は下」と気づかないうちに思うのは、自然なことです。(全ての親御さんではありません。自分に自信を持ち自分の人生を生きている親御さんは嫉妬しません)

自分より格下の子供が、周りや異性の親が可愛がっていると嫉妬しちゃいます。母親に「ブサイク」と言われて育った女性は、母親の嫉妬の影響を受けちゃったのだなぁということが考えられます。

今も母親からの言葉が離れず、前向きに活動しようとする彼女を感情的に‘‘邪魔”しちゃいます。

FAP療法では、他者からの影響を遮断する方法がありますので、母親からの言葉による暗示も遮断し解消しちゃいましょう。