「心に聞く」って、何を聞くの?

FAP療法では、「心に聞く」と言う方法があります。    FAP療法 詳しくはこちら

通常のセルフカウンセリングよりも少し深い応答を得る「心に聞く」ですが、では何を聞いていきましょうか。

「心に聞く」は、簡単に「無意識さん」と繋がる方法です。繋がると言っても私達は本来「無意識さん」と、共にあります。

あまり意識していないから「無意識さん」で、意識して行動しているようで、私たちは日頃「無意識」に行動していることがとても多いです。

「無意識」に起動してくれているため、意識さずにやっていることが多いため日頃は任せっぱなしですが、この「無意識さん」が結構影響力があるんです。影響があるなら自分に役立つ影響であって欲しいものですね。

「無意識さん」は、過去、現在、未来と言った時間の概念がありません。嫌なことがあり、過ぎてしまったことなのに、頭から離れない時は、自分のなかでは過ぎていないということです。頭に浮かんだ時点では、今あるような感覚ですね。うふっ!影響がありますね。

少し話が逸れてきましたので、本題に戻ります。

無意識的に行動する程、影響があるわけですから「無意識さん」と繋がり「無意識さん」の感覚を受け取り自分の本音と対話し行動に繋げていくことは、自分を抑圧することがなくなるので生きやすくなります。

本音と対話するための「無意識さん」に何を聞きましょうか。

「心よ」と、質問したいことにタグのようにつけていくことで、簡易的な催眠状態になり(簡易的な催眠状態について、詳しくはこちら)

自分の感覚と繋がることができます。それが「無意識さん」です。

そこで、何を聞いても良いのですが、今まで自分の感覚を殆ど無視して、親の言うことを聞き「いい子」で生きてきた場合、聞いてもなかなか応答がありません。

本当は「心よ。今、不安を感じているのはどうして?」と聞いて答えが欲しいところですが、答えが浮かびません。

自分のことなのにと思いますが、生き辛いなぁ。何か疲れやすいなぁ。という方は自分の感覚を抑えて来られたので、親の感覚が自分の感覚になっていることが多いです。

本来の自分の感覚はとても心地よく、とても楽な感覚です。FAP療法の開発者 大嶋先生は「凪」と表現されていますが、「凪」がピッタリです。

自分の感覚を実感している時は、落ち着いているものです。「凪」なんですね。

まず、自分の感覚を実感するためにも「心よ。今、アイスクリーム食べたい?」とか「心よ。何が食べたいかなぁ?」と日常の生活面から聞いていき慣れていきます。

食べたい物だと自分の感覚が分かりやすいです。ここで、案外「心よ。アイスクリーム食べたい?」と聞いてみると「あれ?違うな。いらないなぁ。習慣で食べたいと思っていただけだぁ」と言うこともあります。

私が、よく自分に尋ねてこれいいなと思う質問が「心よ。今の優先順位教えて?」が気に入っています。

今、この瞬間に気持ちが向いて「洗い物よ」とか「歯磨き歯磨き」と、至ってシンプルに目の前のことに注目させてくれるんです。

良いも悪いもなく自分でも「はいはい。洗い物ね」と、余計なことを考えずに行動に移せるのです。私たちは案外考えなくてもいいことまで考えて疲れていることが多いので、今この瞬間に注目し自分の感覚を実感するためにも「心に聞く」はおススメです。「心に聞く」詳しくはこちら

「心に聞く」は、婚活もサポートしてくれますよ

婚活のサポートをさせていただいている「シャンティISA」ですが、婚活には直観が必須ですね。直感は「無意識さん」の世界ですので、日頃から「無意識さん」と対話をして活性化しておくと直感がいざという時に働いてくれます。

自分に合っているパートナーなのか、条件に縛られているとわからなくなってしまいます。「この人」という感覚をつかみ自分に合ったパートナーを見つけるためにも直観を磨いておくといいですね。